2017年03月08日(水)

治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン

三寒四温で、昨日はとても暖かでしたが、今日は関西はとても寒い日で、春が待ち遠しい限りです。 皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、先日厚生労働省より、
「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」が提示され、がんだけでなく、脳卒中に対しても留意事項がHPで公開されました。

患者さんの退院支援に際して、お役に立てるかもしれないと思い、ご紹介させていただきました

ご興味があれば、下記URLより、ご参照ください

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html

あと、今週末ですが、3月11日の実践セミナーはまだ受付中です。 お時間のある方は是非ともご参加ください

2017年01月11日(水)

3月:脳実践セミナー開催のお知らせ

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あけましておめでとうございます。
本年も当研究会の活動をよろしくお願いいたします
さて、11月に定例会が終了しましたが、かねてからアンケートでも希望の多かった「脳卒中患者のポジショニング」についての実践セミナーを 3月11日(土)に開催いたします
講師には当研究会の脳卒中リハビリテーション認定看護師の山添氏をお迎えし、ポジショニングについての実技を含めた講義をしていただく予定です。

セミナーに参加される場合は、是非動きやすい服装でご参加ください。

参加費は会員様1000円、非会員様2000円、学生さん1000円(サロン別)です。

定員は30名となっており、定員に達し次第締め切らせていただきます。
申し込みは、下記アドレス、もしくはHPの「お問い合わせ」より、お願いいたします。
アドレス: info@strokecare-net.jp

その場合、

氏名・御所属・連絡先電話番号をご記入ください。 まとめて人数でのお申し込みも可能です。

実践セミナーのあとには、恒例の茶話会のサロンも予定しておりますので、そちらの参加の可否もお知らせください。

では、たくさんのご参加お待ちしております

2016年12月15日(木)

第5回脳卒中ケア研究会:報告

こんにちは。「脳卒中ケア研究会」からのご報告です。
11月19日(土)に開催しました『第5回 脳卒中ケア研究会』の様子をお知らせします。
今年のシンポジウムテーマは、「高次脳機能障害を生きる人たちの支援を考える」でした。
このテーマは、本当に関心が高く、あっと言う間に事前申し込みが100名を超えたほどでした。研究会でもある程度は予測していましたが、これほどとは思っていなかったのです。当日は満員という状況でした。今回申し込みができなかった方は、本当に申し訳ございません。どうか、このブログで感触を味わっていただけることを願っています。そうそう!当日の資料も入手できるので、それも合わせて確認してください。
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今回のシンポジストは以下の3名にお願いしました。(司会は登喜代表と日坂先生でした)
ちょっと写真が小さくてごめんなさい。

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山田祐子氏:奈良県総合リハビリテーションセンター 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

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河地睦美氏:奈良県高次脳機能障害支援センター  支援コーディネーター

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山居輝美氏:甲南女子大学 看護リハビリテーション学部看護学科 講師

※山田祐子氏は、「高次脳機能障害患者の看護実践報告」というテーマで講演していただきました。
病院紹介から始まり、「高次脳機能障害」の基本的な知識をおさらいしてくれ、そして本題へ。認定看護師としての立場から事例を通して具体的実践を紹介してくれました。「60歳の男性 右被殻出血。」患者は半側空間無視をはじめ、注意障害や身体失認などなど、複雑な症状を呈する患者の看護です。そして「そのひとの世界をどれだけ想像できるか」が大きな看護のカギとなる。「問題点」を見つけることと同じくらい大事なのは「可能性」を見出すことだと話し、山田氏が看護で心がけていること、「私はあなたの味方」という姿勢・笑顔で聴くこと・触れること・ユーモア(何とか笑顔にしたい)・家族の支援(あきらめないで伝える)、を伝えてくれました。

※河地睦美氏は、「高次脳機能障害患者の支援活動の実際」というテーマで講演していただきました。
高次脳機能障害者への支援事業の組織とその内容について関連制度や法律に至るまで、丁寧に説明してくれました。そして、高次脳機能障害患者の本当の苦しみは社会生活の中で起こってきますから、福祉の充実は本当に望まれることなのです。高次脳機能障害患者が社会生活をスムーズにスタートさせるためには障害者サービスの支給申請を入院中に済ませておくこと。障害者サービスの中には経済的支援としての傷病手当金の支給も含まれる。そのために医師の診断書で申請が可能となることを知っていてほしいと話した。そして、インフォーマルなサービスとしての「ピアサポート・家族会・心のケア・レクレーション活動」などの利用も重要で今後進めていきたいとくくった。
※山居輝美氏は、「高次脳機能障害患者の研究の動向と研究報告」というテーマで講演していただきました。
1981年、高次脳機構障害に関する論文が発表され、看護の論文は1985年でした。今日までの31年間の研究内容を概観して説明し、特に、2006年から2016年までの10年間についてはさらに詳細な説明を加えてくれました。患者を対象とした事例研究では、排泄や退院・社会復帰に向けた援助の個別性の大きさを、家族を対象とした調査研究では、患者の環境が変化する際の家族支援の必要性、看護師を対象とした調査研究では、患者へのかかわりにおける看護師の直観や判断に関する研究や、看護援助の負担感や困難さに関する研究などが多い傾向が説明されました。また、山居氏は博士課程で取り組んでいる高次脳機能障害患者を対象とした研究活動の一部を紹介してくれました。

後半は、いつものように参加者の皆様とのディスカッションです。
やはり、具体的な看護実践や支援などに関する質問が多かったですね。シンポジストは難しかった事例やうまくいった事例事例などを紹介しながら意見交換は盛り上がっていました。
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そして、アンケートでは、
「共感できました。」「研究の視点も学べてよかった。」「内容がすごく濃くて、明日からも役立てられる内容がもりだくさんで良かったです。」「看護を見直すきっかけになった。」「患者の事を少しでも理解して関わっていきたい。」「患者さんへの対応が聞け、勉強になった。」「悩みが解決した。意欲があがった。」「ディスカッションで得ることができた。」
「看護について、もっと学びたかった。」「もっとディスカッションできれば良かったです。」「看護研究をした経験がないのでピンとこなかった。」という意見が聞かれました。
本当に、アッという間の4時間でした。また来年も興味深い企画を考えます。 

配付資料:

山田氏

河地氏

2016年10月07日(金)

事前申し込み停止のお知らせ

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しばらく雨が続いてい降りましたが、今日はとてもきれいな晴天!
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、HPでもお知らせしておりますが、
11月に行われる定例会ですが、思いのほか事前申し込み数が多く、
定員に達してしまいましため、事前申し込みを停止させていただいております。
これから申し込みを予定していた方には、本当に申し訳ございません。
会場の広さに限度がありますので、当日参加は入場できない可能性が
ありますことをあらかじめご了承いただけますようお願い致します。
定例会後は例年のように、ブログで当日の様子をお伝えするとともに
配布資料の閲覧ができるように考えております。
今後とも、脳卒中ケア研究会をよろしくお願いします!

2016年08月17日(水)

第5回脳卒中ケア研究会:定例会のお知らせ

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お待たせ致しました。 今年も脳卒中研究会の定例会を11月19日大阪府看護協会桃谷センターで行ないます[E:sign03]

今回は、「高次脳機能障害を生きる人たちの支援を考える」をテーマに実際に支援にあたられている実践家の方々のシンポジストをお迎えしてシンポジウムを行ないたいと思います。

現在、事前申し込み受付中です! 定員もありますので、お早めにお申し込みされることをお勧めします[E:shine]

たくさんのご参加、お待ちしております!

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