2013年02月18日(月)

第3回 脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会 神奈川大会開催

脳損傷には様々な原因があり、脳卒中(脳血管障害)、脳外傷、心停止などによる低酸素脳症、脳炎などがあり、高齢社会になり脳卒中は多くなり、若年者では交通事故等による脳外傷が多く、だれでも突然脳損傷になる可能性は大きくなっています。 脳損傷の状態も、意識(覚醒)状態に波がある遷延性意識状態から外出歩行が可能までに回復した片麻痺レベルまで、そして外観からはわからないが高次脳機能障害が重い状態まで様々であります。  

「脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会」は、突然発症する当事者はもとより家族および医療保健福祉の人々、市民、行政職などそれぞれが抱えている様々な悩みや課題を、様々な立場、職種などを超えたコミュニティの場での「知」を集約して21世紀にふさわしい方向性を地道に示していくために、立ち上げられた学会です。

この学会の第3回 脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会が、2013年4月13日、14日に神奈川県で開催されます。

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ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳しいURLは、こちら↓

http://caring.co-site.jp/carecom/index.html

2013年02月14日(木)

第一回脳卒中ケア研究会の報告

平成24年12月15日 第一回脳卒中ケア研究会開催いたしました。

 

日時:平成241215日(土)13301700

会場:大阪府看護協会 桃谷センター(第2研修室)

参加者人数:118名 

当日の案内ポスターはこちら→「poster2012.pdf」をダウンロード

<主な開催内容>

【シンポジウム】

「脳神経看護領域における身体拘束について考える」

・小松和子氏、西田和美氏(司会 梅花女子大学看護学部 登喜和江先生)

 

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研究会の様子

シンポジウムでは、回復期と超急性期における身体拘束についての実践の発表がなされ、発表後に、活発な意見交換がなされました。

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質疑応答の様子

「原点に立ち取り組んだ身体拘束廃止」小松和子氏発表スライド
「komatsu1.pdf」をダウンロード

「komatsu2.pdf」をダウンロード

「komatsu3.pdf」をダウンロード

「komatsu4.pdf」をダウンロード

「急性期領域における身体拘束」西田和美氏発表スライド
「nishida.pdf」をダウンロード

【ミニ講座】

「実践家が臨床研究に取り組む!」

・北野美幸氏・田之上美穂氏、山本直美先生(司会 大阪府看護協会 日坂ゆかり先生)

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ミニ講座では、臨床家の立場から西宮協立病院の田之上氏と北野氏が発表され、実際に経験された取り組みについての報告がなされました。
また、大学教育の現場から千里金蘭大学の山本直美氏が現場との連携、研究への協力についてのお話をされました。

「臨床研究者を支援する~外部講師の役割って何?」山本直美先生スライド
「yamamoto.pdf」をダウンロード

最後にアンケートの結果から、

「急性期・慢性期それぞれの病棟での「抑制」に対する考え方、看護が勉強になり、こちらもあらためて考えさせられました。」
「身体拘束についてあらためて考え直す機会が得られた。」
「看護研究を臨床で行なう意欲が高まった。興味を持った。」など、多数の意見が寄せられました。

本当に、多数のご参加、ご意見を有難うございました。

皆様のご意見を参考により良い研究会へと発展させていきたいと考えています。

次回は、2013年年末もしくは年始に第2回の定例研究会を行なう予定になっています。

 

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