2025年10月21日(火)

2024年・2025年 研究活動報告

急に寒くなりましたが、皆様体調におかわりはありませんか?

2024年、2025年を振り返り活動報告をさせていただきます。

【日本看護研究学会:交流集会】
2024年 8月24日(土)10:30~11:30に 奈良県コンベンションセンターにて、交流集会をしました。

タイトルは「痛みやしびれに対する看護ケアとしてのマッサージの臨床適応への展望」として、臨床家の皆様も含め交流いたしました。

本交流集会では、痛みやしびれのある患者への看護介入として行ってきたマッサージの研究成果をもとに、臨床での導入や導入可能性について参加者とともに検討しました。

当日は1ブロック4名ずつ着席し、これまでの研究で得られたマッサージの効果について紹介した後、手順書をもとにハンドマッサージの方法を体験しました。参加者同士がペアになり、実際にマッサージを行いながら、その効果や患者への応用について意見を交わしました。

最後には、「どのような条件が整えば臨床現場でマッサージを導入できるか」について意見交換が行われ、参加者からは「臨床での活用を具体的にイメージできた」「患者の安楽を支える新たな手段として検討したい」といった声が聞かれました。

【日本脳神経看護学会:示説発表】

2025年10月12日(日)北海道科学大学にて学会発表をしました。

脳卒中後遺症としての痛みしびれに対するケア技術に家族参加の可能性(筆頭著者:登喜和江先生)

脳卒中後に生じた痛みしびれに対するハンドマッサージの効果 ―1事例による継続的なケア介入効果― (筆頭著者:山居輝美先生)

現在、データ収集中ではありますが、現時点で収集できたデータを学会にて発表いたしました。

ハンドマッサージやセルフタッチは痛みや精神的な不安感などにも効果があることが示され、今後臨床現場での実践に向けて、協力いただける医療機関を募集中です!