2018年05月30日(水)

5月20日 脳knowネットサロン:研究支援のご報告

皆様
こんにちは。
先日開催した「脳ネットサロン」のご報告が遅れて申し訳ございませんでした。
この時期のサロンは、ここ数年、看護研究支援を行なっております。
今年も、3件のご依頼ありました。ありがとうございます。

サロンでは研究会メンバーの知恵を振り絞って、臨床家ならではの研究活動をお手伝いさせていただきました。約2時間の検討でしたが、ご依頼者の方々はそれぞれに先の見えない状況から抜け出すことができたのではないかと思います。
しかし・・・私としたことが、その様子を写真に収めることを忘れておりました。(山盛りに置かれたお菓子たちも・・・)
気付いた時にはもう遅く、ご依頼の方々をお送りして、ホッとしたところで全てが終了しておりました。本当にごめんなさい。
ということで、簡単にどんなご依頼内容だったかその一部を写真なしでお知らせします。

●看護師へのインタビューデータを質的にどう分析するか?分析していると「これでいいのか?」と不安がよぎる・・・。つまり、ブレが出てくるという状況への対処です。
質的分析方法は様々なアプローチがありますから、研究者のスタンスが大事になります。そのスタンスはどうやって作っていくのか?それは、研究目的で何を明らかにしたいのかを常に意識化することで回避できるだろうと思います。その方法として、分析シートにデータとともに研究疑問を書いておくことです。常にこの研究疑問が確認できるようにしておくことで、分析の方向性のブレを修正できるというわけです。是非試してみてください。

●脳卒中リハビリテーション認定看護師の立場で院内の臨床研究に参画し、一方で自分の個人的な臨床研究を進めていくためにどのような介入ができるか?というご相談もありました。また、研究方法について、データの収集方法(妥当なサンプル数など)に関するご質問。さらには、介入研究における結果評価についても一緒に考えていきました。

脳ネットサロンは、看護研究活動の支援をこれからも行っていきます!!次回開催についてはまたホームページでお知らせします。気軽に何でも一緒に考えていきたいと思います。学会発表も支援します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

最後に、第7回「脳卒中ケア研究会」のお知らせです!!
まだ詳細は決定しておりませんが、開催時期は12月上旬、テーマは「脳卒中患者の排尿ケアを考える」に決定しました。臨床ケアでの困りごととして排尿障害の患者のケアについて考えていきます。昨年と同様、午前中は教育講演、午後からは実践活動に基づくシンポジウムで皆さまと意見交換ができるプログラムで準備しています。会場変更予定です!詳細が決まり次第、ホームページにUPします。

以下は、ちょっとした情報提供です!