2015年06月30日(火)
平成27年度第1回 “脳ネットサロン”のご報告
こんにちは。
梅雨のない北海道以外は全国的に梅雨の時期となり、雨・雨・雨・・・・のようです。
国内さまざまな所で火山が活性化し、心配も絶えません。
さて、今年度最初の脳ネットサロンを過日6月27日(土)に開きました。
今年後のサロンでは、皆様の『臨床研究支援』ができればと思ってご案内をしております。
いつものようにテーブルにはお茶とお菓子を並べて・・・・日坂先生が徳島から『棒ういろ』を持ってきてくれました。これがまた本当においしかったですよ。
お菓子の話はそのぐらいで・・・・・。
今回は3名の方が来てくれました。ありがとうございました。
それぞれの方が研究にまつわる課題をお話ししていただくところからはじめました。
「今、口腔ケアの研究に取り組んでいるが効果の検証をどのような視点で見るのが良いのか」、「外来で脳卒中相談をしているのだけれど研究的な取り組みは可能なのか」、「新たな取り組みをしているのでそのことをどのように整理できるか」、「ある事例の看護を研究的観点で整理することはできるか」などなど・・・・。改めて現場が研究の宝庫なんだと実感させられました。
そして、研究疑問や研究課題に応じて3つのグループに分かれて話を進めていくことに・・・・。もう、熱心な話し合いがあっちでもこっちでも・・・・。
時間はアッという間にすぎ、17:00になってしまったのです。
参加者の方はそれぞれご自分の抱えていたモヤモヤがすっきりとしたのだと思います。「こう考えて組み立てればいいのか・・・」「見方を変えるとまたできることが広がる」「脳神経の学会に間に合わせて発表できそう」などなど、最後はそんな声もきかれました。
一緒に議論に参加したスタッフメンバーは「勉強になりましたね」「おもしろかったですね」「成果を教えてくださいね」と率直な思いを伝え合っていました。
本当に面白かったです。
参加者の感想から~[E:note]
「今回初めて参加させて頂き、研究の課題が明らかになりました。
口腔ケアの有効性を導き出すにあたり、明確なデータの出し方が分かりました。
認定看護師としての活動のあり方についても、課題が出来、日々の活動を有意義なものにしていきたいと思います。」
「事例研究に対するご指導を頂き、ありがとうございました。目からウロコ。まとめるにあたり、悩んでいたのですが、何を発信したいのか、何に気づいたのか等等、寄り添う看護について語る時間を過ごすことが出来ました。事例はほとんどナースサイドからの視点で考察しがちですが、患者の目線で本当に考察しているか、に気づくことが出来ました。」
「看護研究の悩み相談ということで初めて参加させて頂きました。
個別に相談に載って頂いてあやふやだったことが的確なアドバイスを頂きとてもよく分かりました。参加してよかったです。ありがとうございました。」 などなど・・・・
今後も、みなさんのご参加をお待ちしています[E:shine]
次回のサロンは1月です!少し間が空きますが、会員の皆様はそれまでにご相談があればメールでお知らせください。
12月の研究会にもお越しください。